保護者の方へ

ようこそ。埼玉つぼみの会HPへ。

保護者の皆さんへの大切なお願いです。

お子さんが突然糖尿病と診断され、一生治らない。一生インスリン注射が必要だと言われると戸惑いも大きい事と思います。

なぜ自分の子が?食生活が悪かったのか?と自問自答したり、自己嫌悪に陥ったりしてしまいますね。そしてなんとか治る方法はないのかと思うのも親心だと思います。

そして、そういった時間と言うのは少なからず必要で、避けては通れない時期だとも思います。

ただ、できるだけ早く立ち直ってお子さんのためにやるべき事、できることに目を向けられるようになって頂けたらと思います。

1型糖尿病の子供たちは少ないと言いながらも、たくさんいます。偏見や誤解などで悩まされることも少なくないですが、それでもほとんどの子供たちが元気に遊んでいます。大人になって立派に就職して働いています。

同じ病気の、同じ悩みを持つ家族は他にもいます。

どうか自分たちだけで悩まないようにしてください。

お子さんの病気の事は医師の指示を守りましょう。

とは言え、病気のお子さんについては医療関係者等からのサポートがある反面、不安が募る親、家族のケアについては、十分な支援がある状況とは言えないかもしれません。

そこで、ご家族の悩みは患者会、友の会の他のご家族に話をされてみてはいかがでしょうか。

このHPの問い合わせフォームからでも良いし、Facebookページも立ち上げています。

これまでの経験から可能な限り、病気についてのご相談には乗れるのかと思います。

お気軽にお声掛けいただければと思います。

 

なってしまった1型糖尿病は(現在の所)どうにもなりません。

その子が悪いわけでも、親が悪いわけでもありません。

どう上手く付き合っていくのか、どうしたら楽しく暮らしていけるのか、是非正しい情報を元に、正しい判断でお子さんをサポートして行ってください。

つぼみの会に入らなくてもいいし、神頼みをしても悪魔祓いをしてもいいのですが、この病気にはインスリンが絶対に必要だという現実は忘れないようにしてください。

親の心を救うために子供の命を落としてしまうような悲しい事が2度と起こらないように切に願っています。

 

最後に、この病気は周囲の理解とサポートが大切な事が多いと思います。

つぼみの会に入っても病気は治りませんし、インスリンはやめられませんが、お子さんとご家族が病気と付き合って行けるサポートと、同じ悩み、楽しみを共有できる場として活用してもらえる場になれるよう活動して行きたいと考えています。

入会していなくても様子見でイベント参加したいなど、ご希望等あればお問い合わせフォームまたはFBからご連絡ください。

 病気になってよかったという事はないですが、良い出会いの場になれればと幸いです。

 

埼玉つぼみの会